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木製のウイスキー棚にボトルが並び、DIY用の工具が置かれている写真

自宅でできる!ウイスキー棚DIY

自宅でできる!ウイスキー棚DIY|おしゃれで実用的な収納術

お気に入りのウイスキーをコレクションする楽しみが増えてきたら、次に気になるのが「どこに飾るか」。せっかく集めたウイスキーたちは、きちんと収納しつつ、インテリアとしても映えるようにしたいですよね。

この記事では、自宅で誰でも挑戦できるウイスキー棚のDIY方法を、実例やポイントとともにご紹介します。デザイン性と機能性を兼ね備えた収納棚を、自分の手で作ってみませんか?


ウイスキー棚DIYの魅力とは?

ウイスキー棚をDIYするメリットは多数あります。既製品では叶わない「自分の部屋にフィットするサイズ」「コレクションの本数に合わせた構成」「デザインの自由度」など、DIYならではの楽しさが詰まっています。

  • 空間にぴったりのサイズで設計できる
  • 素材や色味をインテリアに合わせてカスタム可能
  • ボトル以外にグラスや本も収納できる多機能性
  • 飾る楽しさと“見せる収納”が両立できる

また、DIYを通じてウイスキーとの向き合い方に「愛着」が増すのも、隠れた魅力のひとつです。


ウイスキー棚DIYの基本構造を理解しよう

まずは、ウイスキー棚の基本構造について確認しましょう。以下の要素を押さえておくと、設計や材料選びの際に役立ちます。

  • 奥行き: 25cm〜30cmが一般的。700mlボトルに対して余裕を持たせる。
  • 高さ: 一段あたり35〜40cm程度。ボトルの高さ+ゆとり。
  • 幅: 設置スペースに応じて調整。900mm単位だと材料を無駄にしにくい。
  • 段数: 2〜4段が標準。段差をつけて奥行きの立体感を演出するのもおすすめ。

背面をミラー仕上げにしたり、LED照明を入れることで「バーのような雰囲気」を演出することも可能です。


必要な道具と材料一覧

ウイスキー棚のDIYで使用する主な道具と材料は以下の通りです。ホームセンターやネットで揃えやすいものばかりなので、初心者でも安心です。

🔧 工具

  • 電動ドライバー(インパクトドライバー)
  • ノコギリ(または丸ノコ)
  • メジャー/定規/鉛筆
  • 水平器
  • ヤスリ(またはサンダー)

🪵 材料

  • 棚板(集成材、合板、無垢材など好みに応じて)
  • 支柱(アイアンシェルフ、2×4材、または棚受け金具)
  • 木ネジ
  • ステイン(塗料)/ニス
  • ミニLEDライト(オプション)

塗装やコーティングを施すことで、見た目の仕上がりと耐久性がアップします。


DIY実例紹介:3タイプのウイスキー棚スタイル

① 壁掛けシェルフ型(省スペース&おしゃれ)

壁面を活かした省スペース設計。ボトルを「飾る」感覚で収納できるのがポイントです。棚受け金具を使えば、簡単に設置できます。棚の上にはウイスキー、下にグラスを吊り下げるレールをつけるのもおすすめ。

② カウンター下収納型(キッチン横にもぴったり)

自宅のカウンター下やデッドスペースを活用して、ロータイプの棚を作成。天板にカウンターマットを敷くことで、即席のテイスティングカウンターにもなります。

③ ラック&背面ミラー付き本格バースタイル

存在感のある据え置き型。3段〜4段構成で収納力も抜群。背面にミラーや間接照明を仕込むことで、本格的なバーのような演出が可能。見せる収納の極みです。


設置場所と耐震対策について

棚の設置場所は、直射日光や高温多湿を避けた場所が基本です。ウイスキーは長期保存が前提のため、劣化を防ぐ配慮が必要です。

  • 窓際は避ける(紫外線でラベルや中身が劣化)
  • 暖房・エアコンの吹き出し口近くも避ける
  • 耐震用ジェルパッド・転倒防止器具の活用

特に地震の多い地域では、棚の背面を壁に固定する「L字金具」の使用を強く推奨します。ボトルの前にアクリルバーを設置して“飛び出し防止”するのもプロっぽくて◎。


デザインのコツと差別化ポイント

ウイスキー棚の魅力は「インテリア性」にもあります。DIYの醍醐味は、自分だけの空間を演出できること。以下のような工夫で、棚全体の雰囲気がぐっと高まります。

  • 木材の色味や塗装(黒染め/ナチュラル/ウォルナット調)
  • ラベルやボトルカラーとの調和
  • 間接照明やスポットライトで立体感を演出
  • 棚の一角に「ウイスキーノート」「小物」も飾る

完成後にSNSで投稿したくなるような“映える棚”を目指して、自分らしい要素をぜひ取り入れてみてください。


まとめ|DIY棚でウイスキーライフをもっと楽しく

ウイスキー棚のDIYは、単なる収納を超えた「体験の演出」です。自分の手で作り上げた棚に、大切なボトルを並べていく時間は、ウイスキーとの距離を一気に縮めてくれます。

初心者でも、基本構造と安全対策さえ押さえておけば、十分に実現可能です。まずは一段から始めて、徐々に段数を増やしていくのもおすすめ。

あなたの理想の「自宅バー空間」、ぜひDIYで形にしてみてください。きっとボトルの味わいまで、より深く感じられるようになります。


※ご注意
本記事ではウイスキーやアルコール飲料を紹介していますが、未成年者の飲酒は法律で禁止されています。また、妊娠中や授乳中の方、体調の優れない方は飲酒をお控えください。